こんなご時世ではあるが、ライブに行った。
大好きなバンド、ハンブレッダーズとUNISON SQUARE GARDENが対バンしている夢のようなライブだった。(あとズーカラデルもね)
忘れたくない思い出なので書いておこうと思う。
今回は日記だ、つれづれなるままに。
ライブのチケットは自分の誕生日プレゼントのつもりで抽選に申し込んだ。
6月にしては暑い、とある魔法で晴らした天気の日だったことを覚えている。
※晴れの魔法については今度書こう
ほんとに好きで一度はライブに行ってみたいと考えていたハンブレッダーズ。
高校生の時からずっと好きで何回かライブに行ったことのあるユニゾン。
推しは推せるときに推せという言葉。(解散してから知ったバンドやグループがどれほど多いことか)
正直コロナでどうなるかはわからなかったけれど、取ってみるしかなかった。
取るときに迷ったのは枚数である。
1枚にすべきか、2枚にすべきか。
誘うならこの人しかいない、絶対楽しめるはずという人がいたのだが、ライブの予定はあいにくの火曜日。
その人は確実にお仕事が長い日なのだ。
一瞬迷ったが、2枚と入力して抽選に申し込んだ。
そもそも2倍払ってでも見に行きたいと思うバンドだったし、もしかしたら奇跡的にその日は誘いたい人のお仕事がお休みかもしれない。
そんな思いだった。
抽選は見事当たった。(それはそれは嬉しかった)
が、誘いたい人はやはりお仕事だった。
(ちなみに誘った時の俺の声はとてもわくわくしていたらしい、ほんとに楽しみにしてたんだな)
まぁもともと一人でも行くつもりだったので、しょうがないかと納得してライブには行くことにした。
大好きなバンドを初めて目にする、自分にとって特別な日になるのが楽しみだった。
まだ知らないいい曲を見つけたら一緒に行くはずだった人の前で歌おう~とか考えていた
が、なんと俺の仕事がめちゃめちゃに忙しくなってしまった。
どうしても俺がおわらせないと他の人の仕事が止まるタイプの仕事だった。
ライブを翌日に控えた日にその仕事はようやく終わりかけたのだが、もういかないつもりでいた。
仕事で心が疲れ切ってしまっていた。
そのことを一緒に行くつもりだった人に電話で話したら叱られた。
人生で大切にすべきことを大切にしないとダメだよって言ってくれた。
そしてなんとお仕事を早退してきてくれることになった。
その時の俺の気持ちはめちゃめちゃ嬉しいのと、お仕事を途中で切り上げさせてしまう申し訳なさも正直少しだけ感じていた。
相手に無理させてないだろうかとか、ユニゾン以外も楽しんでくれるかなとか考えていた。
今考えると、そんなにごちゃごちゃ考えていたのは全部仕事がちょっと辛かったからで、気分が落ち込んでいたせいだ。
うるさいうるさい、とにかく一緒に楽しめばいいんだ。
ということで当日になった。
俺は午前中に鬼になって残っていた必ずやらなきゃいけないことを終わらせた。
そして堂々と、全社に向けて、高らかにメールを発信した。
「本日、午後休を取得させていただきます。」
ライブ編はまた今度。